お香の生産地
日本一の生産量

- 旧一宮地区江井の古地図
日本で最も多くのお香・お線香を生産している兵庫県。
その中でも特にたくさんのお香・お線香を生産している地域は「淡路島」です。
淡路島のお香・お線香の生産量は、なんと日本国内の生産量の約70%以上を占めています。
お線香づくりの始まり
江戸時代末期(嘉永年間)、その頃の淡路島の一宮地区は漁業が盛んでした。
しかし、冬場になると北西からの季節風の影響で漁に出られず、冬枯れ対策のための産業を探していました。
そんな折、江井在住の田中辰造氏が、嘉永三年(1850年)泉州堺で線香製造の技術に出会い、その将来性を期して、熟練の職人を伴って帰り、当時のお線香の原料であった杉の葉の粉末を阿波より購入し製造しはじめました。
これが淡路島のお線香づくりの始まりだといわれています。
お線香の町、一宮地区
- 旧一宮地区(現在の淡路市)の江井に線香製造が大きく発展した背景には、
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- 降雨量が少なく、気候が適していたこと
(製造工程で乾燥を必要とするお線香づくりには、瀬戸内海の西風が非常に有効だった) - 立地条件に恵まれ、原材料の搬入と製品輸送に便利であったこと
- 漁家の婦人、農閑期の副業などによる安価な労働力が得やすかったこと
- 降雨量が少なく、気候が適していたこと
などが挙げられます。
当時、徳島藩の海上警備の重要な基地であった江井には、軍関係の建物や船倉が設けられ、江井港を利用する船が数多くありました。そのほとんどが九州の長崎、平戸と兵庫、大阪の堺との交易に従事していました。
戦後一時減退しましたが、自社製造者の活躍だけでなく、東京や大阪などの他産地の線香生産基地としても発展し、いまや全国生産量の70%を超えるお線香の町となりました。























